奈良(法隆寺)
朝、7:30に到着したので、そのまま天王寺駅からJRの大和路快速で法隆寺駅へ。
法隆寺駅から歩いて20分。
お目当ての、早朝の法隆寺！！
人の殆どいない道を歩く。
南大門に到着。
この、門越しに見える風景が、とにかく美しい！！！
修復の終わったばかりの中門と五重塔のアシンメトリーなのに、こんなに美しい光景があるものかと感動したのが6年前。実は、この感動を味わいたくて法隆寺訪問はこの6年で4回目。
でも、人の多い時間だと感動も薄まってしまうのです。だから今回はどうしても早朝に行きたくて夜行バスで強行しました(安いしね)。
拝観料1500円を払って西院伽藍へ。
五重塔と講堂、金堂を拝見。
(朝は曇っていたので、この写真だけ朝の曇りの時のです)
金堂にある釈迦三尊像は止利仏師作と唯一明確に分かっているもの。飛鳥らしい面長の仏様に心癒される。
ここの四天王像は台座に注目！なんとも可愛らしいのです💕
なんでも、ここに配置されている仏像のうち、阿弥陀三尊像は以前に盗難にあって、再作成されたもので、新しいから国宝ではなくて重要文化財だそうです。で、いつ作られたものかというと、鎌倉時代。いえ。他の地では充分古いとみなされますから！！(笑
拝観料には、大宝蔵院という百済観音を収めるため&宝物(？)を展示するために新しく作られた建物と、夢殿の入場料も含まれています。
大宝蔵院の見どころは何と言っても玉虫厨子と百済観音。日本史の教科書で誰もがみたことあるはずの美しい品です。(当然、国宝)
ってか、拝観料いらないところにも国宝の建物があちらこちらに！さすが奈良！！
拝観料いらないので見過ごされがちですが、綱封蔵は建物の形が独特で面白いです。(中には入れません)
最後に夢殿へ。
聖徳太子が住んでいた場所に後の世(と言っても奈良時代)のお坊さんが建てたそうです。
何と言っても名前が良いし、建物自体もとても美しい。
ちょっと今回の旅とは離れちゃいますが、ここまできたら、一度は行ってみていただきたいのは中宮寺(拝観料は別です)。超絶美しい半跏思惟像があります。
お寺自体は近代的で趣が無いのですが、この美仏は絶対に自分の目で見る価値があります！(もし、東京で展覧会やったら、長蛇の待ち行列&歩きながらしか見られない事態になる事間違いなしの逸品です)
奈良は国宝級(というか国宝)がゴロゴロ転がっているステキな場所です。
ぜひ、皆さんも訪れてみてください！
